スポーツ

2011年5月29日 (日)

プロテイン2

人間の体の70%ほどは水分でできていると言われています。
そして次に多い成分がたんぱく質で、個人差はありますが20%ほどと言われています。
筋肉や内臓はもちろん、皮膚や髪の毛、爪や骨も構成要素としてたんぱく質が含まれています。
人間の体をつくっているたんぱく質は10万種以上にもなると言われていますが、そのたんぱく質はたった20種類のアミノ酸が組み合わさってでできています。
そのアミノ酸の中で、体内で生成できないものがいくつかあります。
それらが「必須アミノ酸」とよばれるものです。
そしてその必須アミノ酸のなかで筋肉をつくるための主成分となるのが「BCAA」というものです。
「BCAA」とは「バリン」「ロイシン」「イソロイシン」という3種類のアミノ酸の総称のことですが、これらの分子構造が枝分かれした構造を持っているため「分岐鎖アミノ酸(Branched Chain Amino Acids)」と名付けられています。
「BCAA」はその頭文字をとっているんですね。
筋肉のためのサプリメントとしてアミノ酸を摂る場合はこのBCAAが含まれているものがいいと思います。

次に必須アミノ酸ではないですが、筋肉をつくるために欠かせないアミノ酸として「グルタミン」について述べたいと思います。
「グルタミン」は筋肉を構成するアミノ酸の60%を占めていると言われています。
つまり、筋肉には最も欠かせないアミノ酸なわけです。
しかもこのグルタミンというアミノ酸、免疫力を高め風邪などをひきにくくするとも言われています。
実際、グルタミンは病気や怪我などで体にストレスがかかると筋肉中のグルタミンが修復や治癒のために血液中や損傷部に送り込まれます。
その場合、体内で生成するグルタミンだけでは不足してしまい、筋肉が減少することが考えられます。
たとえ怪我や病気をしていなくても、筋肉を酷使すると体はストレスを感じ、グルタミンを消費します。
(その結果免疫力が低下することもありえます)
ということで、筋トレなどをしたらグルタミンを補給することが筋肉を衰えさせないために効果的だと言えます。
また、このグルタミン、単にプロテインだけでは補充することができません。
なのでプロテインを飲んでいる場合でも、別でグルタミンを摂取するのが好ましいと思います。

最後に「ペプチド」について簡単に説明します。
前回の記事でアミノ酸がたくさん結びついたものがプロテインだと述べました。
ペプチドはその中間、つまり数個のアミノ酸が結びついたものです。
アミノ酸はプロテインに比べ高価だとも書きましたが、ペプチドはアミノ酸に比べて廉価であり、消化吸収も良いためお得な製品と言えます。
サプリメントを選ぶときは、ペプチドにも注目しておいたほうがいいでしょう。

2011年5月15日 (日)

プロテイン1

久しぶりのブログ更新です。

最近、プロテインというものに興味を持ち、色々調べてみました。
すると、全然知らないことがたくさんありました。
そこで今回は自分が調べたプロテイン(やアミノ酸)についてまとめてみようと思います。
なので、人に紹介というよりは自分のためのメモのような内容になると思いますが、手っ取り早くプロテインの情報を知りたい人にとっても有益な情報になるのではないかと考えています。
(自分が調べた情報なので正確さは保証できませんが)

まず、私は今まで筋肉を増やすためのサプリメントとして「プロテイン(たんぱく質)」というものを認識していましたが、このプロテイン、体に吸収されるまでに「アミノ酸」に変化します。
逆に言うとアミノ酸がたくさん連なったものがプロテインです。
「アミノ酸」という言葉もまた時々耳にする言葉ですが、これはこれでサプリメントとしてよく販売されています。

プロテインが体に吸収される時にアミノ酸に変化するということは、どちらを摂取しても同じということです。
つまり、基本的にはプロテインを10グラム摂るのもアミノ酸を10グラム摂るのも結果は同じです。
ところが、実際に販売されている製品をみると、アミノ酸のほうがかなり高価だったりします。
同じ効果があるのに値段に差があったら誰も高いほうを買わないですが、実際にはアミノ酸の製品もよく売れているようです。
それはやはりプロテインとアミノ酸にいくつかの違いがあるからです。

その違いの一つは、アミノ酸のほうが消化吸収が良いということです。
プロテインが分解されてアミノ酸になるのだから、初めから分解されている状態であるアミノ酸のほうが消化吸収が良いのは当たり前です。
これは、すばやく回復したい場合などにはプロテインよりアミノ酸のほうが効果が高いということです。
例えば、睡眠中というのは当然栄養を摂取できないので、起床時はなるべくすばやく摂取して筋肉を回復する必要があります。
また、運動直後は腸以外の部分に血液がまわっていて消化がよくない状態です。
こういった場合にもアミノ酸は(消化の負担が少ない分)プロテインより有効だと言えます。
ただし、アミノ酸はその消化吸収の良さのせいで下痢をひきおこしやすいので一度に摂り過ぎないように注意が必要です。

ちなみに成人が一日に必要なたんぱく質は

体重(Kg)× 2g

と言われています。

つまり体重60Kgの人は 60×2=120 で120グラムとなります。
これが「最低必要な」たんぱく質の量です。
なので筋肉をつけたい、運動したので筋肉疲労を回復したいと言う場合はこれ以上のたんぱく質の補給が必要です。
肉や魚、卵や牛乳などをしっかり摂っていない場合は、かなりの量をサプリメントによって補充しないと足りません。
また、一日に数度に分けて摂ったほうが筋肉のためにはいいようなので、食事の合間や就寝前、起床後にサプリメントでたんぱく質を補給するのが良いようです。

次回は必須アミノ酸やペプチドというものについて書いてみようと思います。

2011年1月23日 (日)

モーフィーのチェス

今回はチェスについてです。
私自身はチェスが好きなんですが対して強くありません。
コンピュータにはコテンパンにやられたりします。
なので、チェスといっても戦術や定跡を語るほどの実力はありません。
そこで一流プレーヤーのゲームを紹介したいと思います。
ストⅡもそうなんですが、チェスもプレーするだけではなく、一流プレーヤーのゲームを「鑑賞」するという楽しみ方もあります。
今回はアメリカの天才チェスプレーヤー"ポール・モーフィー"のゲームです。
1858年にパリで行われたマッチでモーフィーは白、イズワードとヴリュンスウィックという二人が黒です。つまり、黒は二人で相談しながら手を決め、モーフィーと戦います。
まずはマッチの棋譜です。

1. e4 e5
2. Nf3 d6
3. d4 Bg4
4. dxe5 Bxf3
5. Qxf3 dxe5
6. Bc4 Nf6
7. Qb3 Qe7
8. Nc3 c6
9. Bg5 b5
10. Nxb5 cxb5
11. Bxb5+ Nbd7
12. O-O-O Rd8
13. Rxd7 Rxd7
14. Rd1 Qe6
15. Bxd7+ Nxd7
16. Qb8+ Nxb8
17. Rd8#

たった17手(将棋で言うと33手)で勝負が決まってしまいました。
勝負の見所はいくつもあるんですが、個人的に印象に残っている所をいくつか解説してみましょう。
まずは9手目、黒がb5とポーンでビショップを攻撃してきたところです。

9w

ここで、ビショップを逃げることもできるのですが、モーフィーはNxb5とナイトで取りに行きます。当然c6のポーンに取られるので、そのあとさらにビショップで取り返してもポーン2つとナイトの交換になります。もちろんコマ損ですね。
しかしこの後の展開が素晴らしい。ビショップでポーンを取った時点で黒にチェックがかかります。黒はナイトで防ぎますがここでモーフィーはキャスリングを行います。(12手目)
12w

これだけ気持ちいいキャスリングも珍しいと思います。(黒からしたらたまりませんが)
この後、黒はd7の地点を守るべくRd8、また、f6のナイトも参加させるためQe6などとします(ナイトが動くとg5のビショップにクイーンが取られる)が、モーフィーは構わずd7を攻撃します。
そして白がこれ以上攻撃が続かなさそうな時、とんでもない手を打ってきます。
16w

クイーンでチェックですが、このクイーン、タダ取りです。
本当いうとこの時点(あるいはずっと前)で勝負は決まっているのですが、このクイーンのサクリファイはしびれます。
黒はナイトでクイーンを取りますが、最後はルークでチェックメイトです。
17w

相手がだいぶ格下だったのもあるでしょうが、こんな完璧な試合運びができるのはやはりモーフィーが天才だからでしょう。
何度鑑賞しても、最後のクイーンサクリファイは惚れ惚れします。

チェスの名勝負は数限りなくあるので、また紹介できればなと思っています。

※棋譜はジャックピノーのダイナミックチェス入門(山海堂)を参考にさせていただきました。

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