2011年10月23日 (日)

視力検査

今回は「視力」についての記事です。
私自身の視力は1.5以上なので、視力はいい方だと思います。
「1.5以上」と言ったのは、視力検査では1.5までしか測ってくれないことが多く、1.5が余裕で見える私は実際の視力がいくつなのかわからないからです。

以前、「人志松本のゆるせない話」というテレビ番組で千原ジュニアが「なぜ視力の単位はあんな小さくしてしまったのか」みたいなことを言っていました。
1.0とか0.5などにせず、なぜ100や50にしなかったのかと。

千原ジュニアの言ってることももっともなんですが、そもそも1.0とか0.1とかは何を基準に算出した数字なのでしょうか。
知らなかったので調べてみました。

視力検査でおなじみのアルファベットの「」のようもの(あるいはそれを回転させたようなもの)は「ランドルト環」というもので、直径:線の幅:切れ目の隙間が5:1:1となっているものです。

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そしてこの「切れ目の隙間」を正しく認識できるかどうかを調べるのが、私達が普段行っている視力検査だということです。
では、1.0や0.5という数値がどうやって算出されているのかというと、この隙間に対する視角(単位は分)の逆数を表したものになります。
わかりにくいので図で説明します。
1

まず、「視角」というのはランドルト環を見たときに、眼球から環の切れ目の両端に対してできる角のことです。
眼球の場所をAとおくと、図のαが「視角」になります。
ただし、上の図は角の単位としてなじみのある「度」を使いましたが、視力を算出するための単位としては「分」を使います。
「分」は「度」の60分の1の単位です。つまり、60分 = 1度 となります。
また、「度」をあらわす記号は「°」でしたが、分をあらわす記号は「′」です。
さらに、余談になりますが「分」の下は「秒」でこれも分の60分の1が秒で、60秒 = 1分 となり、記号は「″」です。
分と秒が60進法だというのは時間と同じですね。

さて、今後の計算のために上の図で角度の単位を「分」にしておきましょう。
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なんてことはありません。「α度」を「β分」にしただけです。
そして、「視力」というのはこのβの逆数、つまり「1/β」の値だということです。
ここで、計算の本質とは関係ないランドルト環を消して、角度の部分だけを抜き出して見ましょう。
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視力検査の際、ランドルト環までの距離はたいてい5mなので、眼球からランドルト環までの距離を5mとしています。
そして隙間の幅の半分を x とおいて、単位はmmとしています。
隙間の半分までの距離は5m = 5000mm と等しく、その点と隙間の片端が眼球となす角は半分の β/2 (分)となります。

以上より、

4
という式が成り立つのがわかります。
仮に、視力が1.0の場合を考えて見ましょう。
視力は「視角の逆数」ですが、1.0の逆数は1.0のままなので、視角は「1.0分」となります。そして1分は60分の1度なのでおよそ0.0166667…度、その半角(β/2分)は0.008333…度となります。
tan0.008333°を調べるとだいたい0.0001454となります。
この値がx/5000なので、xはおよそ0.7272205で、隙間の幅、つまり2xは1.454441のような値になります。
実際日本では、この隙間の幅が1.5mmのものを「視力1.0」の基準にしているようです。
ちなみに、直径:線の幅:切れ目の隙間は5:1:1なので、このときのランドルト環の直径は7.5mmとなります。

参考までに、この「隙間の幅」を計算するためのExcelでの計算式を最後に書いておきます。

=2*5000*TAN(RADIANS(1/(<視力>*60*2) ))

あるセルに視力(1.0や0.1など)を入力し、そのセルへの参照(A1、B2など)を<視力>の部分と置き換えてください。
「隙間の幅」の値(単位はミリ)が計算できます。

2011年9月25日 (日)

自炊

私は「自炊」をしています。

と言うと誤解される方もいるかもしれませんが、私が行っている「自炊」というのは「本を自分で電子化すること」です。
なぜ本を電子化することを「自炊」というのかについては諸説あるようです。
一つは、データの「吸出し」からというもの。
アーケードゲームのデータを基盤からPCに「吸出し」たことから「自吸い」→「自炊」となったという説。
もう一つはスキャンする行為を、カメラのフラッシュなどと同様に「炊く」と表現して、「自分で炊く」→「自炊」となった説。
個人的には前者のほうが有力なような気がしますが、正直わかりません。

さて、その自炊ですが、コミックを電子化する分野で発展しているようですが、私はコミックは自炊しません。
コミックを自炊するにはかなりの手間とスキルが必要とされるからです。
そのようなスキルも根気も持ち合わせていない私が「自炊」を行う対象はもっぱら「小説」と「技術書」です。

かなり以前ですが、本棚の要領をはるかに超えた本をどうにかしようと電子化を試みたことがあったのですが、1,2冊ほど電子化した時点で挫折しました。
挫折した原因は主に

1.本を裁断するのが手間
2.スキャンするのが手間
3.電子化した書籍を読むのにPCを立ち上げる必要がある


というものでした。
しかし今はこれらの問題はすべて解決しました。
1.の本の裁断の手間ですが、以前はアイロンを使って糊をとかして1枚ずつペリペリと剥がしていたのですが、今はカッターで裁断する方法を使っています。
2.のスキャンですが、以前はフラットベッドのスキャナーで1ページずつ行っていました。かなりの労力が必要です。
今はADFスキャナーで楽チンです。
3.の電子書籍を読む方法ですが、今はiPadでどこでもスグに読むことができます。
iPadだと、寝る前などで電気を消していても読書を楽しむことができ、この点では紙の書籍よりも便利です。

紙の書籍は電子書籍にないメリットがいくつもあるのは事実でしょうが、iPadを使った電子書籍ライフにもいくつもメリットがあります。
電子書籍化することで場所をとらないのは言うまでもありません。
また、iPad自体は600g以上あるので普通の本よりは重いのですが、大きくて分厚い技術書に比べると大して変わらなかったりします。むしろiPadの方が薄い分持ち運びには便利です。
あと、私のように何冊も並行して読書するような場合、カバンの中に何冊も入れて持ち運ぶより、iPad一つの方が軽くて場所もとりません。

では、実際に私が「自炊」する手順を紹介しましょう。
今回電子書籍化するのは米澤穂信の「インシテミル」です。
Pict0003

文庫本ですが、500ページ以上もあるので電子書籍化するメリットは十分です。

まずは本のカバーを取り、表紙を(ビリッと)剥がしてしまいます。
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次に用意するのはカッター。
これは普通のカッターでいいです。
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そしてカッターで本が開くように糊に切り目を入れます。
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優しくなでるように何度も切るのがコツです。

糊に切れ目がはいるとこのように本が開きます。
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今度は本の背表紙からカッターで切り、本を分冊してしまいます。
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先ほどと違って、力を入れて一気に切ります。
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これらを繰り返し、1束が数十ページになるようにします。
Pict0011
私の場合は60~70ページくらいにしていますが、1束のページ数が多いとこの後の作業がしんどくなり、1束のページ数を少なくするとこの後の作業の回数が増えます。

次に使う道具はロータリーカッター。
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LL型といってそこらの文房具屋には置いてない特別大きなサイズですが、この大きさのおかげで本の裁断が格段に楽になりました。

このカッターで本の綴じている部分を切り落とします。

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スチール製などの定規を使いましょう。
(私の場合はカッティング部にスチール加工された定規を使っています。
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この作業を繰り返し、全部のページをバラバラにします。

最後はスキャナーでスキャンします。
Pict0016
私が使っているのはCanon の「imageFORMULA DR-150」という製品です。
普段はとてもコンパクトです。
USBだけで動くのも便利です。
Pict0018
使うときはこのような形になります。

大体40ページずつくらい給紙トレイに差込み、勝手にスキャンさせておきます。
給紙トレイの原稿がなくなったらまた差し込みます。
全部スキャンするには時間がかかりますが、ADFなので別のコトをしながらスキャンできます。





2011年7月18日 (月)

アプローチシューズ

先日、「アプローチシューズ」なるものを買いました。
後に解説しますが、私が買ったものは本格的なアプローチシューズではなく、分類としてはアプローチシューズに入るが、タウンユースを意識した(悪く言えば)「アプローチシューズもどき」です。

アプローチシューズは本来、クライミングをする時にその岩までたどり着く(アプローチする)ための靴です。
そして、クライミングをする時は「クライミングシューズ」に履き替えます。
クライミングを行う場所までにも岩場を歩く必要があるため、岩に対して滑らないような工夫を施しているものが多いです。
この説明を読んで、クライミングをしない人なら
「最初からクライミングするときの靴を履いてそこまで行けばいいじゃん」
と思うかもしれませんが、クライミングシューズというのは非常にタイトで、足の指も曲げたまま履くものが普通で、「歩く」のに適していません。
実際、私なら10mも歩いたら苦痛で顔が歪みます。
それで、実際にクライミングする場所まで歩くための靴としてアプローチシューズがあるわけです。

クライミングシューズの特徴と類似して、つま先や踵の部分が滑らないようにしているものがほとんどです。
また、一般的な登山靴が、底が厚くつま先に余裕を持たせるようになっているのに対し、アプローチシューズは靴底が薄くつま先がタイト目に作られているものが多いです。
これは、登山の場合、石などによる地面のデコボコを感じると疲労しやすくなり、下山の時つま先部分がタイトだと同じく足が疲れやすくなるためです。
一方、岩場では岩の突起を感じる必要があり、つま先で突起に乗ることも多いので、靴底の感覚が伝わるように薄めの底で、シビアな突起にも乗りやすいようにつま先をタイトにしているのです。

登山靴とクライミングシューズの間とも言えるアプローチシューズですが、実際には中途半端な位置づけのため、あまり品揃えは豊富でなくアウトドアショップでも片隅に追いやられている感があります。

そんな肩身の狭いアプローチシューズですが、私の買ったのはSCARPAのモジトというものです。
Img_2749

私はこの靴を「アプローチ」に使うつもりはなく、普通に街で履くつもりです。
なのでアプローチシューズっぽくないカジュアルなデザインのこの靴を選びました。

タウンユースならわざわざアプローチシューズを買う必要はないのですが、近所の公園に(子供用ですが)クライミングの遊具があるのでそこで使ってみたいのと、軽いトレッキング程度ならできるような靴がほしかったのです。

まだこの靴を履いて外に出ていませんが、今度の休日にでも履いて出かけようと思います。

2011年6月 5日 (日)

LET'S TRY AGAIN

先月、5月25日にアミューズから「LET'S TRY AGAIN」というCDが発売されました。
このCD、1300円という値段ながらDVDとステッカーが付いており、利益の全ては寄付され、東日本大震災の被災者の方への救援活動や復興支援活動の資金として使われます。

しかもこの付属のDVDがすごくいいです。
「LET'S TRY AGAIN」のミュージックビデオとそのメイキングが入っているのですが、どちらも観ていて飽きません。
ミュージックビデオのほうはアレンジというか、演出が凝っていて、9分以上の長さがあるにもかかわらず、あっというまに観終わってしまいます。
私が特に気に入っているのは、仲里依紗がポルノグラフィティ、福山雅治、BEGINらに対して偉そうに指示する所と、最後にみんなで合唱する所です。

今回のチームアミューズには村川絵梨もいるのですが、ドラマの撮影がきっかけで彼女のサイン色紙などを持っている私としては、彼女がもっとフィーチャーされてほしかった。
正直、最初はどこにいるかわからなかった…
(向かって須藤理彩の右、神木隆之介の後ろのへんにいました)

※このCDは2011年12月31日までの期間限定発売です。
(Amazonだと安く買えますね)

2011年5月29日 (日)

プロテイン2

人間の体の70%ほどは水分でできていると言われています。
そして次に多い成分がたんぱく質で、個人差はありますが20%ほどと言われています。
筋肉や内臓はもちろん、皮膚や髪の毛、爪や骨も構成要素としてたんぱく質が含まれています。
人間の体をつくっているたんぱく質は10万種以上にもなると言われていますが、そのたんぱく質はたった20種類のアミノ酸が組み合わさってでできています。
そのアミノ酸の中で、体内で生成できないものがいくつかあります。
それらが「必須アミノ酸」とよばれるものです。
そしてその必須アミノ酸のなかで筋肉をつくるための主成分となるのが「BCAA」というものです。
「BCAA」とは「バリン」「ロイシン」「イソロイシン」という3種類のアミノ酸の総称のことですが、これらの分子構造が枝分かれした構造を持っているため「分岐鎖アミノ酸(Branched Chain Amino Acids)」と名付けられています。
「BCAA」はその頭文字をとっているんですね。
筋肉のためのサプリメントとしてアミノ酸を摂る場合はこのBCAAが含まれているものがいいと思います。

次に必須アミノ酸ではないですが、筋肉をつくるために欠かせないアミノ酸として「グルタミン」について述べたいと思います。
「グルタミン」は筋肉を構成するアミノ酸の60%を占めていると言われています。
つまり、筋肉には最も欠かせないアミノ酸なわけです。
しかもこのグルタミンというアミノ酸、免疫力を高め風邪などをひきにくくするとも言われています。
実際、グルタミンは病気や怪我などで体にストレスがかかると筋肉中のグルタミンが修復や治癒のために血液中や損傷部に送り込まれます。
その場合、体内で生成するグルタミンだけでは不足してしまい、筋肉が減少することが考えられます。
たとえ怪我や病気をしていなくても、筋肉を酷使すると体はストレスを感じ、グルタミンを消費します。
(その結果免疫力が低下することもありえます)
ということで、筋トレなどをしたらグルタミンを補給することが筋肉を衰えさせないために効果的だと言えます。
また、このグルタミン、単にプロテインだけでは補充することができません。
なのでプロテインを飲んでいる場合でも、別でグルタミンを摂取するのが好ましいと思います。

最後に「ペプチド」について簡単に説明します。
前回の記事でアミノ酸がたくさん結びついたものがプロテインだと述べました。
ペプチドはその中間、つまり数個のアミノ酸が結びついたものです。
アミノ酸はプロテインに比べ高価だとも書きましたが、ペプチドはアミノ酸に比べて廉価であり、消化吸収も良いためお得な製品と言えます。
サプリメントを選ぶときは、ペプチドにも注目しておいたほうがいいでしょう。

2011年5月15日 (日)

プロテイン1

久しぶりのブログ更新です。

最近、プロテインというものに興味を持ち、色々調べてみました。
すると、全然知らないことがたくさんありました。
そこで今回は自分が調べたプロテイン(やアミノ酸)についてまとめてみようと思います。
なので、人に紹介というよりは自分のためのメモのような内容になると思いますが、手っ取り早くプロテインの情報を知りたい人にとっても有益な情報になるのではないかと考えています。
(自分が調べた情報なので正確さは保証できませんが)

まず、私は今まで筋肉を増やすためのサプリメントとして「プロテイン(たんぱく質)」というものを認識していましたが、このプロテイン、体に吸収されるまでに「アミノ酸」に変化します。
逆に言うとアミノ酸がたくさん連なったものがプロテインです。
「アミノ酸」という言葉もまた時々耳にする言葉ですが、これはこれでサプリメントとしてよく販売されています。

プロテインが体に吸収される時にアミノ酸に変化するということは、どちらを摂取しても同じということです。
つまり、基本的にはプロテインを10グラム摂るのもアミノ酸を10グラム摂るのも結果は同じです。
ところが、実際に販売されている製品をみると、アミノ酸のほうがかなり高価だったりします。
同じ効果があるのに値段に差があったら誰も高いほうを買わないですが、実際にはアミノ酸の製品もよく売れているようです。
それはやはりプロテインとアミノ酸にいくつかの違いがあるからです。

その違いの一つは、アミノ酸のほうが消化吸収が良いということです。
プロテインが分解されてアミノ酸になるのだから、初めから分解されている状態であるアミノ酸のほうが消化吸収が良いのは当たり前です。
これは、すばやく回復したい場合などにはプロテインよりアミノ酸のほうが効果が高いということです。
例えば、睡眠中というのは当然栄養を摂取できないので、起床時はなるべくすばやく摂取して筋肉を回復する必要があります。
また、運動直後は腸以外の部分に血液がまわっていて消化がよくない状態です。
こういった場合にもアミノ酸は(消化の負担が少ない分)プロテインより有効だと言えます。
ただし、アミノ酸はその消化吸収の良さのせいで下痢をひきおこしやすいので一度に摂り過ぎないように注意が必要です。

ちなみに成人が一日に必要なたんぱく質は

体重(Kg)× 2g

と言われています。

つまり体重60Kgの人は 60×2=120 で120グラムとなります。
これが「最低必要な」たんぱく質の量です。
なので筋肉をつけたい、運動したので筋肉疲労を回復したいと言う場合はこれ以上のたんぱく質の補給が必要です。
肉や魚、卵や牛乳などをしっかり摂っていない場合は、かなりの量をサプリメントによって補充しないと足りません。
また、一日に数度に分けて摂ったほうが筋肉のためにはいいようなので、食事の合間や就寝前、起床後にサプリメントでたんぱく質を補給するのが良いようです。

次回は必須アミノ酸やペプチドというものについて書いてみようと思います。

2011年4月 4日 (月)

無洗米

私の家ではお米は無洗米を使うようにしています。
無洗米を使う一番の理由は美味しいからです。
もちろん味の好みは人それぞれなので無洗米を美味しいと感じない人もいるでしょう。
しかし、私の周りでは意外と無洗米に対して正しい知識を持っている人は多くないようです。
そこで今回は無洗米について述べようと思います。

まず、大前提。
「無洗米」というお米の種類はありません。
有名なお米のブランドとして「コシヒカリ」や「ひとめぼれ」などがありますが、「無洗米」という品種はありません。
無洗米というのはお米の加工の話なので、コシヒカリやひとめぼれの無洗米というのもあります。
次に、一口に無洗米といってもいくつか種類があるということです。
その中には「既に洗っている」という無洗米もありますが、個人的にこういうのは無洗米とは認めません。
「無洗米」という単語で考えてみてください。
農薬を使っていないのを「無農薬」、添加物を使っていないのを「無添加」というからには、洗ってしまったお米を「無洗米」というのはおかしいと思います。
色々ある無洗米の中で、私がこだわっているのは「BG精米製法」のお米です。
以降、「無洗米」というのは「BG精米製法」のお米のことだと思ってください。

「BG精米製法」のことを説明する前に、なぜ無洗米以外のお米は研ぐ必要があるのかを説明したいと思います。
普段私達が「お米」と呼んでいるものは「白米」のことですが、これは「玄米」から糠層と胚芽を取り除いたものです。
玄米は言うまでもなく、イネの果実部分からモミを取った(脱穀した)ものです。
糠層は栄養価が高いのですが、硬いため食感も悪く、消化にも良くありません。
そこで白米はその部分を削ることで美味しいお米を作ったものなのですが、その糠は完全には取り除かれていません。
そのためお米を炊く前に研いで糠を落とします。

さて、「BG精米製法」ですが、これは乱暴に言ってしまうと「糠で糠を取る」という方法です。
糠同士がひっつくという性質を利用し、綺麗に糠を取ってしまいます。
そしてこの「BG精米製法」で糠を取ったお米のメリットは「お米のうまみ部分が残っている」ということです。
家庭でお米を研いだ場合、糠と同時にこの「お米のうまみ部分」も洗い流してしまうことが多いです。
お米を「研ぐ」という言葉通り、糠を落とすにはある程度米を擦る必要があります。
その時にうまみ部分も擦り落としてしまうようです。
しかも同時にお米の栄養価も研ぎ汁に溶け出してしまいます。
無洗米の場合、お米を炊くための水に一旦栄養価が溶け出しますが、その水はお米が吸ってしまうため、結局栄養価は逃げないことになります。

味の好みは人それぞれですが、うまみ部分が残ったままのお米とそうでないお米、どちらが美味しいでしょうか?

ここまでの記事を読んで無洗米に興味を持った人のために、いくつか余談を。
まず、無洗米は普通の白米に比べて糠がない分、同じ重さでも米の量が多いです。
つまり、5Kgのお米を買っても白米より無洗米のほうが食べられるお米の量は多くなります。
これは炊く前に「1カップ」のお米を量ってもやはりお米の量は無洗米のほうが多いので普通の白米より水の量を多くする必要があります。
次に、「BG精米製法」で糠を取り除いたお米は家庭で研いだお米より糠が綺麗に取り除かれているといわれています。
そして糠が綺麗に取り除かれているお米のほうが、炊いた後の劣化が遅いと言われています。
つまり、お弁当やおにぎりなど、炊きたてでない状態で食べる場合、無洗米はその美味しさをより発揮するというわけです。

こんなメリットだらけの無洗米ですが、スーパーなどではかなり肩身の狭い存在のようで、売っているお米のせいぜい1割から2割程度のようです。
個人的には、「お米は研ぐもの」という先入観と、無洗米に対する知識不足が消費者を敬遠させていように思えます。
特に年配の方は研がずにお米を食べることに強い抵抗があるみたいで、無洗米を食べる機会があっても研ごうとするようです。
そして、無洗米を研ごうとすると水が濁るので「やっぱり研がないといけないんだ」と思うようです。
本当は無洗米を水につけたときに濁るのはデンプン質がとけだしているのですが、糠で濁っているのと区別がつかないため、そう思ってしまうのでしょう。

なんか無洗米だと何でもOKだ、みたいな書き方ですが、美味しい無洗米は元のお米が美味しい必要があります。
最初に言ったようにコシヒカリなど、いろんな品種の無洗米があるので、好みのお米に無洗米があるのなら、一度試してみてはどうでしょうか。

2011年3月27日 (日)

ストライダー

もうすぐ娘が2歳になるため誕生日プレゼントを買いました。
「ストライダー」というものです。
http://www.strider.jp/

普通日本では、まだ自転車に乗れない年齢の子は三輪車に乗ることが多いと思います。
しかし本当は三輪車から自転車へのステップアップは効率的ではないようです。
三輪車では「ハンドルをきる」ことで曲がりますが自転車は「車体を傾ける」ことで曲がります。
また、補助輪のない自転車はスピードに乗ることで車体が安定しますが、ストライダーには補助輪もないため安定するにはある程度のスピードが必要です。
ペダルがないため、自分の足で地面を蹴って進むストライダーは、小走り程度の走りができる子なら乗れるのではないでしょうか。
これで練習して自転車へスムーズに移行できればと思います。

Img_2275

ストライダーの重さは3キロ程度なので、普通に店で買って手で持って帰りました。
箱もコンパクトで持ちやすいです。

Img_2277

箱には分解された状態で入っているのでコンパクトなようです。

Img_2279

中身は
・後輪とフレーム
・前輪
・ハンドル
・サドル
・説明書と工具
でした。
組み立ては簡単で10分もかからない程度です。

Img_2280

明日は早速練習させようと思います。

2011年3月21日 (月)

シャープペンシルの周り

前回、愛用しているシャープペンシルとしてコクヨの「フィットカーブ」について述べましたが、今回は主役のシャープペンシルを引き立てる脇役達について書きたいと思います。
まずはこれがないとシャープペンシルの意味がない「芯」についてです。
私が現在一番つかっているシャープペンシルの芯はぺんてるの「HI・POLYMER FOR PRO」です。
Img_2213

仕事場では三菱の「Hi-Uni」を使っていますが、字だけでなく図やグラフなども書いたりする家では「HI・POLYMER FOR PRO」を使っています。
シャープペンシルの芯も色々使ってみましたが、今のところこの「HI・POLYMER FOR PRO」が安定していて最高の芯だと思っています。

次に必要なもの。当然消しゴムです。
一字程度を消すなら前回書いたように、フィットカーブについている消しゴムで十分です。
しかし「きちんと」消したい場合にはやはり専用の道具、つまり消しゴムが必要になってきます。
私が色々試した結果、一番だと思う消しゴムは「フォームイレーザー」です。
Img_2221

写真は買いだめしている新品のものです。
これはサクラクレパスが出しているラビットのフォームイレーザーWというシリーズのもので、調べてみたところ中身が同じで違う名前の製品がたくさんあるようです。
(PILOTのFORM ERASERや小学生学習字消しなど)
この消しゴムは、ゴシゴシこすらなくてもよく字が消えて、消しくずもまとまりがいいです。

消しくずといえば、最後にちょっとした道具を。
Img_2222

これは消しくずを集めたり掃いたりする羽です。
必ず必要かというとそうでもないのですが、やはり手ではらうのとは全然違います。
よく消しゴムを使うのであれば持っていて損はない道具でしょう。

2011年3月13日 (日)

フィットカーブ

今回は自分が愛用しているシャープペンシルについて書きたいと思います。

正直言って、私は文房具が好きです。
特に好きなのはノートなんですが、シャープペンシル、ボールペン、消しゴムなんかも好きです。
その中でも一番よく使うのはシャープペンシルです。
きちんとした書類なんかは当然、油性ボールペンを使いますが、勉強などをするときはシャープペンシルを使います。
実際今まで、いろんなシャープペンシルを使ってきましたが、私が現在使用しているシャープペンシルはコクヨの「フィットカーブ」というものです。

Img_2209

はっきり言ってこのシャープペンシル、書き心地が抜群です。
この世の全てのシャープペンシルを使ったわけではないので断言はできませんが、今あるシャープペンシルで一番の書き心地ではないでしょうか。
人間工学を謳ってるのに重すぎて疲れるものもありますが、このフィットカーブは程よい重さ、程よい太さで長時間書いても疲れにくいです。
この書き心地の良さに比べたらおまけみたいなものですが、他にも細かな「こだわり」がいくつもあります。

・消しゴムが実用的
シャープペンシルのお尻に消しゴムがついているのは昔からよくありますが、あまり消えなかったり、小さすぎて使いにくかったりしてました。
このフィットカーブはリップを出すようにお尻部分を回すと使いやすい太さの良く消える消しゴムが出てきます。
Img_2212

ほんのちょっと書き間違えた時はこれで十分です。
(ちなみにフィットカーブ用の「替え消しゴム」もあります)

・芯が残り1ミリまで使える
普通のシャープペンシルは芯が1センチくらいになると使えなくなるんですが、フィットカーブは残り1ミリ程度まで使い切ることができます。
これはケチ臭い話とかではなくて、1ミリ程度の芯だとゴミとして扱いやすいということでもあります。
個人的な感覚にもよりますが、私の場合使えなくなった1センチ程度の芯は「ゴミとしてやっかい」と思ってしまいます。
それが1ミリくらいの芯だと消しゴムのカスと同じ感覚のゴミとして扱える感じです。

・芯が入れやすい
なんだそれと思われるかもしれませんが、この快感は使った人しかわからないかもしれません。
私の場合は5~6本程度の芯をバッと入れますが、慣れれば目をつむっても一度に入れれそうです。
それくらい芯の入れ口が広いです。
実際に芯が入ってるところは細いのですが漏斗のように広い入れ口から細い所に芯が流れるため、気にせずバッと入れることができます。

・値段が安い
300円です。(消費税込みで315円)
どんなにいいシャープペンシルでも気軽に買えないくらい高いものは要りません。
所詮シャープペンシルなんですから。

色々とフィットカーブの良いところを書きましたが、実は致命的な欠点が一つあります。
それは

店頭ではめったに売っていない

ということです。
全国的にかどうかはわかりませんが、私の住んでるところではほとんど壊滅状態でした。
1件だけ最後の1本が売ってるところもあったのですが、非常に汚れていて、店員さんが汚れを一生懸命消しゴムでとろうとしていたので「もういいです」と購入を断念しました。
送料さえ気にならないのなら、ネットで簡単に手に入ります。

疲れない、書き心地のいいシャープペンシルを探している人はぜひ試してみてはいかがでしょうか。

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